疲れ切っているとき,本当に誰とも会話したくないときもある。また,話を多少聞いては欲しいがむやみに話の詳細に突っ込んでほしくない(心の傷がえぐれるから),という気持ちになることもよくある。
ただ慰めてほしいといわれたのですがどうしたらいいのでしょうか?性的な意味ではな... - Yahoo!知恵袋
誰でもいいから慰めて欲しいです。ただ何も言わず、「がんばったね」「辛かったね」... - Yahoo!知恵袋
このへんのコメントに共感したので,引用してみる。
とにかく話を聞いてもらいたい時ってあります。 この人なら、聞いてくれる、と思うと安心して話せて、そうしている間に心の整理がついてスッキリしたり。 「そっかー。そんな事があったんだ。辛かったね。」という一言だけでものすごく救われたりして 聞いてもらっているうちに自然と自分もこういう点が悪かったなーと反省出来たりすることがあります。
人に突っ込まれると、返って問題にちゃんと向き合えなくなってしまうときもあるし どうにかしてもらおうとまでは思ってなかったりするんですよね。 困っているとき、悩んでいるときにこそ、誰かに大丈夫と言ってもらえると心強いものだと思います。 相手が言っていることをオウム返しするだけでもいい(コーチングでは)とも言いますしね。 その方はただ、受け入れてもらえたという気持ちが欲しいのかも知れませんね。それは言葉でも態度でも伝えられると思います。 相手を裁かず、寄り添う気持ちで接してあげて頂けたらお相手も嬉しいと思います。
まさにそれ,という丁寧な説明。微妙な気持ちをこういう風にきっちり言語化できる才能がほしい。
ITエンジニアの業界では,ラバーダック法というのが有名だ。
ラバーダッキング法で問題解決!効果やメリット、実践のコツを解説 | アンドエンジニア (and-engineer.com)
自分の困っている問題(バグとか)について,仮想的な聞き手(人形でも何でもいい)に向かって説明してみて,そのように一歩引いて問題の本質を自覚することで新たな気づきをえるということだ。つまり,聞き手がいるという事実が大事なのであって,聞き手が何かすぐれたアドバイスをくれるということは最初から期待されていないし,そもそもそんな必要もない。
ラバーダッキング法とは|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典 (i-3-i.info)
ラバーダックではない生の人間が相手の議論は疲れることが多い。そもそも自分と知的レベルが近い相手でないと会話が成立しない。相手が愚鈍だと,こちらが相手のレベルで話を嚙み砕いて説明してあげるので忙しいから,生産的な会話にはならない。逆に相手が切れ者すぎてもおいてけぼりになるので会話が成立しにくい。相手が揚げ足取りをするような性格のときも友好的な雰囲気の会話は続かないし。
さて今日は冷蔵庫を部屋に設置した。まだ中身は空だが,とりあえずオンにした。これで冷たいビールでも何でも飲めるのはこれからの季節,ありがたい。
今週の金曜日は憂鬱だ。「会議A」「会議Aの事前すりあわせのための会議B」「会議Bの前の意識あわせのための会議C」がたてつづけにある(順番はC⇒B⇒A)。アメリカではありえなかったことが日本ではいろいろある。