Quadrifolium's blog

元海外赴任サラリーマンの独り言です。

金融機関ほんときらい

アメリカ駐在員の多くがお世話になっていると思われる,ユニオンバンクの銀行口座。

Japanese Services - ジャパニーズ・カスタマーサービスユニット | Union Bank

日本から開設でき,日本から閉じられるし,オンラインで国際送金もできて非常に便利。

しかしユニオンバンクMUFGグループからUS Bankに売却されてしまった。完全な口座移行は今から2週間後らしい。驚いたことに,US Bankのオンラインバンキングサービスでは国際送金の機能がなく,口座に入っているお金をとりだそうと思うと米国の支店に物理的に行って手続きをするしかないらしい(小切手を使う手もあるかもしれないが)。私はもう口座のお金の大半を日本の口座に移しているが,それでも「お金をとりだせない口座」を維持するのはイヤだと思い,ユニオンバンクのカスタマーサポートに電話した。上記のユニオンバンクのウェブサイトには「日本語で対応します」という説明があり,実際,赴任初期にかけたときはすぐ日本語のオペレータに繋がった。しかし・・・

  • 昨日: 電話口で30分待たされて,急に英語音声に切り替わり,「今はカスタマーサポートは英語でしか提供してない。それでもよいならXXXX...を押せ」とか急に言われたので,戸惑っているとすぐに回線が初期化されてしまい,また最初に戻ってしまったので挫折。
  • 今日: 電話口で一時間待たされたが,とうとうオペレータにはつながらなかったので,挫折。一時間待ってもダメというのはさすがにひどすぎないか?

Japanese Services - ジャパニーズ・カスタマーサービスユニット | Union Bank には「日系コミュニティとの強い繋がりは一切変わりません」と書いてあるが,「今後も日系コミュニティのためのサービスを維持します」とは一言も書いていない。ひどい。もう完全に日本語対応のサービスは捨てたのだろう。スタッフも解雇されたのではないか。以前にユニオンバンクに電話したとき日本語オペレータに「買収後も日本向けサービスは続くのか?」と聞いたら力強く「今までと何も変わりません!」と言っていたのに・・・。

金融機関をはじめ企業というのは平気でカスタマーの信頼を投げ捨てるから嫌いだ。

傲慢すぎる。ていうかそもそも金融機関は買収・合併があまりにも多すぎるのだ。いい加減にしてほしい。

さてUS Bankに移行後に口座を閉じるしかなくなったわけだが・・・,オンラインでの手続きは無理で,米国時間の平日昼間に米国に電話して手続きをする必要がある。とても面倒くさい。