Quadrifolium's blog

海外赴任サラリーマンの独り言です。

変人の国のRamen

日本の味が恋しくなったので若干遠出して日本風ラーメン屋に行った。店員は中国系だったがラーメンは普通の日本のラーメンという感じで,スープもだしが出ていて割とよかった。餃子もまともな味だったのでほっとした。土曜かつオフィス街なので客は少なめだったが。

ラーメン+餃子+お茶(お~いお茶のペットボトル1本)で,チップも入れて33ドル。日本円で3600円か。やはり高い。日本でこれだけ出せばホテルのレストランでコース料理が食べられるぞ・・。

ネットでこのチェーン店のQ&Aを見ると「ビーガン向けのメニューはありますか?」という質問があって,ああアメリカらしいなと思った。こちらのレストランはビーガンやベジタリアン向けに肉や卵を用いない料理を用意しているところが多い。しかし面倒くさい人たちだな~,関わりたくないな~としみじみ思う。だって結局は好き嫌いが激しいってことだからね。自分で自分の食べられるものに制限をかけているくせに,肉っぽい味のおいしいものが食べたいからスペシャルメニューを用意しろと主張するのは自分勝手すぎる。アレルギーがあって食べられるものが限定される,みたいな事情がある人はもちろん別だけど,単に自分の好みが偏っている人はちょっとねえ・・・。

アメリカには「ワクチン陰謀説」を頑なに信じていて未だにワクチンを打とうとしない人も非常にたくさんいるし,進化論を絶対に教えない(聖書に反するから)という学校もあるし,どうも偏屈というか主義主張に癖の強い人が多すぎる気がする。私はたまたま海外駐在しているだけだから別にいいのだが,こういう国に永住はしたくない。

 

生涯に2つのノーベル賞(化学賞と平和賞)を受賞したアメリカ人科学者のポーリングは天才であったが,晩年はビタミンCの大量投与で末期癌が治るという過激な主張を繰り返して世間を混乱させ,強い批判を浴びた。今ではビタミンCの大量投与は腎不全などの副作用が強いこともあり欧米では治療目的で行うことは禁止されているようだ(近藤誠の重要医療レポート|近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来 (kondo-makoto.com))。しかし,こういう「根拠の乏しい思いつきであっても世間の目を気にせずに強く主張する」という態度は極めてアメリカ人らしいと思う。振り回される方はたまったものではないが。天才と何とかは紙一重というのを地で行く国だ。

 

時価総額トヨタを超えるテスラを一代で築き上げたイーロン・マスクからも同じ匂いがする。彼は発達障害を公表しているが。たぶん彼をサポートしてくれる優秀な部下たちを集めるだけの人間的魅力があるのだろう。