Quadrifolium's blog

海外赴任サラリーマンの独り言です。

まっしろ

まだ読んでないビジネス書が何冊もたまっているが結局読まないまま週末が終わってしまう。日本は大型連休か・・・うらやましい。

なんか最近とみに思うんだけど社会って数十年経ってもそんなに変わらないのかなと。もちろんデジタル関係は大きく飛躍したけど,逆にこれからはもうそんなに変化しなさそうな気がする。私が子供のころは人類が今にも火星に移住して21世紀は宇宙の時代かもなんていうテレビ番組を見てどきどきしていたけど,あれから四半世紀が過ぎていまだに人類は火星に行っていない。2次元ディスプレイは廃れてホログラムが主流になりました!ってなるかというと,ならないだろうし,バックトゥザフューチャーみたいに空飛ぶ車が行き交う時代が来るかというと来なさそうな気がする。スマホが今より小さくなるメリットもないし,充電池の寿命が延びるといった地味な改善に留まりそうな気がする。2000年頃を思い出して今と比較しても社会のありようはそんなに変わった気がしない。これからもあまり変わらなさそうな気がする。同一労働同一賃金とか言ってるけど,たぶんこれからも日本では派遣労働者が存在し続けるだろうし正社員との給与格差も存在し続けるだろう(正社員の待遇悪化による格差縮小はあるかもしれないが)。がんの生存率は着実に伸びてきているらしいが,でも私が生きている間にがんが「治る病気」扱いになることはないだろう。ドラえもんのように人の心を理解するAIが誕生することもないだろう。太陽系の衛星(エウロパやタイタン)に地球外生命がいるかも,という説もあるが私が生きている間に結論が出ることはなさそうだ。ダークマターやダークエナジーの起源も重要な物理学上の問題だが,これも解決されるとしても半世紀かそれ以上かかりそうな気がする。核融合によるエネルギー問題の解決も,私が生きている間にはまず無理と思われる。

 

夏目漱石が亡くなったのは今から百年以上前だし,芥川龍之介もほぼ同時代の人だ。彼らが書いたものを読んでもそんなに今の自分たちの社会と違うという感じはしない。コナン・ドイルがホームズものを書いたのは今から130年も昔のことだが,ホームズは今読んでも違和感がないし,ドラマ化されたものを見ても同じだ。マックス・ウェーバーが百年以上前に書いた『職業としての学問』を私は学生時代に読んだが,いまだに通用する本だと思う。結局,人間の在り方というのは今も昔も変わらない。人類が月に降り立ったり,ヒトゲノムが解読されたりしたからといって一夜にして人類が一段上の生き物に進化するわけではない。すべての遺伝法則と物理法則がほぼ完全に解明され,人類は新しい生命さえ作り出せるようになったが,「人はなぜ生きるのか」「人生の価値とは何か」「善と悪とは何か」といった疑問に対して誰も満足に答えられないし,地球のどこかで常に戦争は続く。今から50年も経てば軍需産業は大きく進歩していることだろうが,それでも武器が変わるだけで人間はやっぱり戦争しているだろう。

 

人生とは何か,歳をとると徐々に見えてくる部分もある。では年配の人間の方が人生経験の分だけ賢明なのだろうか?だとすると,今の日本は年寄りの投票率が高く国会議員は今にも入院しそうな高齢者だらけであるし,上場企業の経営者や役員らもみんな高齢者なので,もう日本のかじとりは万全,将来安泰ということになりそうだが,現実を見るとそうでもないのが不思議である。こういう「みこしに空っぽの年寄りをのせて皆で担ぎ上げ,現場では若い人が安い給料で使いつぶされる」という仕組みはもはや日本の文化・伝統の域に達しているので,きっとあと数十年経っても存続するだろう。才能のある人を妬む人が多すぎて優秀な学生が飛び級をすることすら社会が許さないような日本からは,あと何十年経っても国を引っ張る有能な若いリーダーは出てこないだろう。

 

日本は風通しが悪すぎる。自動車業界で言えばトヨタ,ホンダ,マツダ,日産,スバル,三菱といった「いつもの面々」が何十年もどつきあいをしているし,電機業界でもNTT,NECSONY三菱電機東芝,日立,富士通パナソニック,キャノンといった「いつもの面々」が何十年もお互いをけん制しあっている。日本のような小さな国でこんなに同じ業界の大企業がたくさんあっても仕方がない。韓国のサムスンのように海外で戦える会社を作るにはまず国内で合従連衡が進まないといけない。NEC富士通,日立,三菱電機三菱重工あたり全部合併でもすれば海外の大企業と正面切って戦えるようになるだろうが,そんなのは天地が逆になっても絶対に起こりえない。日本はこれからもずっと,ガラパゴス的に大企業どうしが消耗戦を繰り広げて世界からは置いて行かれるのだろうと,ほぼ確信を持って言える。アメリカのように新しい会社がぐんぐん成長して大きくなるということがなさすぎて,毎度毎度同じ面々ばかり,それが経団連などの業界団体を作って癒着して政治献金などするのだから,当然政治も停滞する。顔ぶれがまったく変わらない社会というのは息苦しいことこの上ない。学会もそう。東大の教授とその取り巻きが各分野を牛耳っていて,学会発表の場ではいつも同じメンツで議論をやっている。また〇〇先生と△△先生が論争してるな・・・みたいな。で,それらの「大御所」先生たちの弟子たちがさくさくと次のポジションをゲットしていく。テレビもそう。AIの話題になると東大の松尾氏と落合陽一氏ばっかり出てくるし,生物の話題になるとさかなクン福岡伸一ばっかり出てくるし,政治の話になると橋下徹や三浦瑠麗といった意味不明な人たちがしょっちゅう出てくる。んで本屋に行くとホリエモンひろゆきの本が山積み。

この状況,いつまで続くの?顔ぶれの変化がなさすぎ。日本人は一億人以上もいるのに人の入れ替わりがなさすぎると思う。東京から地方へ,の流れがコロナ禍で生じているとかいう話もあるけど私は一過性のものだと思う。これからも東京一極集中は続くでしょ。地方都市なんて病院と老人ホームとパチンコ屋しかないよ。東大の対抗馬として京大や阪大が頑張れば関西企業ももっと元気になるかもしれんが,現状では,私の知る限りでだが,京大の先生というのはどうももうひとつパッとしない。研究のレベルでも産学連携のレベルでも。京大の霊長類研究所なんて,経費不正で解体されちゃったからな。けいはんな学研都市とかいうのがあるけど,画期的な成果が出たという話は全然耳に入って来ない。

 

何かもう世の中に対して好奇心というものがなくなってしまった。今までさんざん見せられたものをこれから何十年もまた見せられることに何の意味がある?どうせ日本は誰にも変えられない。世間に関わっていこうというモチベーションがゼロ。

 

で,「ソフィーのアトリエ」をPS4でプレイしていたんだけど,面白いんだなこれが。特に登場人物の服装がおしゃれすぎる。それを見ているだけでも楽しい。。

・・・で,いろいろ頑張って,もう60%くらいは進んだと思うんだけど,そろそろ飽きてきた。困った。いい素材を集めて,モンスターを狩ってお金を貯めて,武器屋でいい武器を作ってもらって,それを装備して,うーん,で?っていう。物語を前に進めたくさせる要素がちょっと弱いね。主人公がどこを目指してるのかよくわからない。

 

それにしても最近のゲームはどれもあまりにも長すぎる。昔ゲームボーイで遊んでたころは2時間で全クリも可能だったのに,今のゲームはクリアに40時間とか60時間とか意味わからん。もっと手軽に達成感が欲しいんですけど・・・。