Quadrifolium's blog

元海外赴任サラリーマンの独り言です。

エージェント

ヘッドハンティング会社から連絡があったのでオンラインで面談した。前にもこの会社からは1回連絡があり,そのときまともな会社であることは調査済み。

内容は「こんな案件あるんですけどどうですかー」というもので。私にとっては畑違いの業界の大企業のポジション。今やっている業務と距離があるので断ったが,やっぱり転職エージェントってのは適当だな。AIとかビッグデータとかで括られる分野にもたくさんの職種があって,それぞれやることが違うんだけど,そういうのを全然理解してない。そもそもこの転職エージェントは文系で,ITの技術的な素養が何もない時点で,お察し。

どうして異業種から人を採用したいのか?と聞くと「このお客さんは今まで自分たちがやってきたことと違う新しいことをやってくれる人を入れたいようですね。なので全然違う視点で取り組んでくれる人をとりたいと」なんて話だったが地雷臭がすごい。こういう「新しい風を吹かせたい」みたいなふわっとした説明は大概危険なので関わらないに限る。

大体,企業のカルチャーというのは数人くらい異分野から人を採用したところで変わるわけはない。結局はその数人が苦労して新しい環境に自分を適応させるだけになってしまう。本当に新しい風を吹かせたいのなら,幹部クラスの人材として採用してそれなりの権限を持たせるべきだが,そこまでする覚悟はないんだよな。中途半端。