Quadrifolium's blog

海外赴任サラリーマンの独り言です。

いやな国。

マクドナルドにスマホからモバイル注文し,取りに行った。

カウンターのそばで待っていると番号が次々呼ばれていく。

自分の番号がクリアに,聞き間違えようのないくらいはっきり呼ばれたので取りに行こうとしたら別の大柄な白人男性がすごい勢いで受け取りにいき,そのまま受け取って去っていってしまった。

何か勘違いしたのかと思ってもう少し待ってみたが,ディスプレイの番号リストにはもう自分の番号は出ていない。なので店員を呼んでスマホのオーダーを見せたところ,中であれこれやりとりがあり,結果的に自分の注文したものを受け取ることはできた。

様子を見ていると中でマックの社員らしきスーツ姿の人がバイトに質問し,バイトが「もうさっき渡したよ」みたいな反応をし,私の顔をまじまじと見つめ,・・・みたいなやりとりがあった。んで,社員がバイトに「次から渡すときは相手に番号をききなさい。」と言って,バイトも「わかった。」みたいな反応をしてるんだけど,次の番号の人に商品を渡すときに「〇〇?」って番号を自分で客に言って確認しちゃってる。それで社員が「いやいやあなたが言うんじゃなくて,相手に番号を言わせるのよ」と指導してもバイトが「えっ,どういうこと??」みたいになっていた。バイトの頭が悪すぎるやろ・・・。

なお社員っぽい人はやせた黒人女性で,バイトは小太りのヒスパニック系だった。

不思議なのは私の商品の袋を持って去っていった人。商品の本当の受け取り手が明らかに店内にいるであろうという状況で,どうしてわざわざそんな窃盗をしたのか。呼び止められてトラブルになるとは思わなかったのか。気持ち悪い。ちなみに番号は聞き取れていたはずだ。ブロンドの白人中年男性だったので。移民とかではなさそうだった。

なお自分のオーダーについて聞くためにカウンターに私が行ったところ最初誰もいなかったので,すぐそばでドリンクのマシンを掃除したりポテトを詰めたりしているバイトに,1メートルもない距離で「Excuse me!」と4回くらい叫んだけど,こっちを見ようともしなかった。ちょっと離れたところにあるレジに立っていたバイトとは目があったけど,肩をすくめるだけで目をそらされた。こういう「自分の担当じゃないことは絶対に一切やらない,手伝わない,責任もたない」というアメリカのお仕事カルチャーはいまだに私には理解できない。「自分は店側のスタッフだから客が困ってたらケアする」という発想にはならないんだろうか。気持ち悪い。

 

前にマクドナルドのモバイルオーダーをしたときはスマホで処理したのになぜか現地で「そんなオーダーは入ってない」と言われ,レジで直接注文し直すはめになった。またある時は,モバイルオーダーした内容と袋に入っている商品がまったく違っていて驚いた。どうも「普通のこと」が普通に終わってくれない。

 

近所のカフェでは,モバイルで注文されたものも店内で注文されたものもまとめて受け取りカウンターに置かれて放置される(商品には名前が書いてあるので見れば誰のものか区別はできる)。私がこないだモバイルで注文して取りに行ったところ,ドリンクはあったがフードが消えていた。店員に聞いたら「さっき君の名前でそのフードを出した記憶がある。誰かが持って行っちゃったんだろう」と言って,もう一回それを出してくれたからよかったが,不快感は残った。

アメリカはサービス精神がない,おもてなしの心のかけらもないやつがサービス業に多すぎるし,とにかく手癖の悪いやつが多すぎる。私の知り合いはアパートの自分の部屋のドアの前に靴をぬいでおいたところ翌日には盗まれていたそうだ。そのアパートはかなり家賃が高くセキュリティもしっかりしており,ただの通行人がふらっと入ることはできない。

 

気持ち悪い国,アメリカ。

 

何だかここ数週間は肌寒い。1月頃よりもむしろ先週の方が寒かったような気がする。街行く人も"It's so cold!"とか言ってたし。ベイエリアの天気はよくわからん。

年度末なのでいろいろやることが積み重なっており,気持ちがまったく落ち着かない。この週末もそういうのに関わっていたらあまり休めなかったし・・・。正確には,いつもより睡眠を長くとったけど,起きている時間はだらだら仕事してしまった。

何かやることがあるのに間に合わなくて焦っているときはよく何かに追いかけられる夢を見る。私の場合,いまだに数か月に一回くらい,大学受験の勉強をしていたころの夢を見る。ゆうべもそういう夢を見た。「ああ,化学の点数が全然伸びん,どうしよう,どうしよう・・・」みたいな切迫感にあふれた夢。去年は数学バージョンの夢を見た。分厚い参考書を片手に「これを次の模試までに終わらせなければ・・・」と焦る夢。

何十年も昔のことをまだ思い出すくらいのトラウマというのはやばいな。当時は本当に自分が追い込まれていたんだろう。しかし受験勉強というのは,数学と英語を除くと,本当にその後の人生の役に立たなかった。フェノールフタレイン液とか知らんでも何の問題もなく生きていけるし。

私が有機化学分子式を覚えるのが苦痛なくらい三角関数を理解するのも苦痛な人がいっぱいいて,日々そういう勉強をさせられているのかなと思うと気の毒な気がする。学校ももっと人生の役にたつことを教えるべきだろう。法律関係とか。年金制度のしくみとか。セーフティネット(失業時の手続きとか生活保護)とか。金融商品の危険性や信仰宗教の危険性とか。労働基準法の基本とか。まあ,どうせ,父兄の中に証券会社勤めとか新興宗教に入ってる人とかがいて学校に文句を言うだろうから,学校はそういうのを教えようとはせんだろうな。本当に大事なことを学校では教えてくれない不思議。

 

ニュースをつけるとロシアのくそみたいな暴虐のニュースばかり流れてうんざりする。プーチンを支持するロシア人は多いようで,公平な情報の流通が遮断されているといかにどうしようもないかがよくわかる。というか仮に情報にアクセスできたとしてもロシア人なんて(とくに年配のロシア人なんて)大半が英語苦手だろうから,世界の情報にアクセスしようとしなさそうな気もする。

こういう,「当然罰を受けるべき輩が罰をうけていない状況を見ていてたまるストレス」には何か心理学的な名前はないのだろうか。例えば転売ヤーが買い占めをして儲けているのを見たときにも私は今のロシアに対するのと根底では似通った感情をもつのだけれど。

 

私の会社には中国人が山ほど勤めている。もし中国が台湾に侵攻して国際社会が制裁を課すような事態になったら,会社のオペレーションが止まるのではないか?不安でしかたない。それこそロシアに対する制裁とは比にならないくらいの騒ぎになるだろう。TSMCが中国に接収されたら世界の半導体流通はパニックに陥るのではなかろうか?中国にたくさんいる日本人たちはどうなってしまうのか?日本への帰国を中国政府に禁じられて人質扱いになるのではないのか?

 

うーん。PS4でゲームして現実逃避しようとするんだけど,どうもゲームに最近あまり興味がわかないんだよな。困った。こないだ『テイルズ オブ ベルセリア』を70時間くらいプレイしてようやくクリアしたけど,それでもうお腹いっぱいになった感じ。あのゲームはフルボイス付きのキャラのかけ合いがおもしろかったけど,ちょっと多すぎて,だれてしまったな。あと,剣と魔法の世界なのにキャラ同士の会話が生活感ありすぎる。急におしることぜんざいの違いとか,米とぎ汁を使ったお掃除の仕方とか議論されても・・・。「それ日本やん?」ていう。

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画像はテイルズ オブ ベルセリア【レビュー】容赦の無い展開に引き込まれるシリーズ異色作! | ゲーム戦士の足跡 (gamewarrior-akira.com)から。

 

Do what you do best.

ロシア関連のニュースは気が滅入るようなものばかりだ。ニュースをつけっぱなしにしているとそっちに注意が持っていかれるので今はテレビもラジオも聞いていない。

ロシア国営通信が誤ってフライング送信した勝利記事の予定稿を見るとやたらと「冷戦後の国際秩序の主導権はアングロサクソンに奪われたが今こそロシアに取り戻す」みたいな文章ばかりでうんざりする。

ウクライナ侵攻勝利宣言の誤報・誤配信によって明らかにされたプーチンの頭の中 | 日本の科学と技術 (scienceandtechnology.jp)

アングロサクソン」という民族にプーチンは異常なまでの思い入れを抱いているということだろうか?ソ連崩壊の戦犯はアメリカとイギリスだと信じているのだろうか。ただの一日本人の私から見ると,民主主義陣営に属するフランスもドイツもオランダもノルウェーも広い文脈では米英と同じ陣営だと思うのだが,そのあたりプーチンがどう考えているのかよく理解できない。大体,旧ソ連の国々が次々とロシアを離れてEUに接近しているのはロシアが悪いだけの話だと思うのだが,それでロシアがEUや米英を恨むのはただの逆恨みでは?と思えてならない。

ウクライナのゼレンスキー大統領はコメディアン出身で政治の素人という評もあったが,危機的状況の中で肝が据わっているのには驚かされる。アメリカから退避を勧められても逃げずにキエフで指揮をとっているのは立派なものだ。まだ彼は44歳。70~80歳の老人たちが牛耳る日本の政界とあまりにも対照的で,泣きそうになる。日本に40代のリーダが誕生する日は来るだろうか?・・・まあ来ないんだろうな。やはりリーダはそれなりに若くないとダメだ。ここぞというときに気力が充実していないと話にならない。経験が足りないというなら周囲でベテランが支えればいい。どうして日本は当選回数〇〇回みたいな称号がいかにも政治的発言力のバロメータとして扱われてしまうのか,情けない。で,新しい風がふくとかいってたまに若い人が当選したと思ったら,元アナウンサーとか元スポーツ選手だったりして,政治について何も勉強してない連中がいそいそと議員バッジをつけて嬉しそうにしている。日本の政治は棺桶に片足をつっこんだ老人と頭が真っ白の素人の2グループしかいない。(こう書くと「でもゼレンスキーだって元はコメディアンでしょ」と言われそうだが,ゼレンスキーはウクライナで二位の有名大学を卒業しており,もともと知性のある人物である。)

 

話がそれたが,そもそもロシアはどうしていつまでも民主化しないのだろうか?もちろん今も形式的には選挙が行われており,野党も存在するわけだが,野党の有力者や政府に批判的なジャーナリストが放射性物質で暗殺されるような国はとても民主国家とは呼べない。あげくにオリンピックでもドーピングしてるし・・・。与党の政治家は汚職まみれだし。日本は敗戦後にすごいスピードで民主主義が根付いたのにどうしてロシアはいつまでも貧しく,格差社会で,非民主的なままなのか?私が若いころ,ドストエフスキーの本をいろいろ読んで,とにかくロシアってのは皇帝ってのが偉そうにしてる国なんだな~~と思った記憶があるが,今も本質的に何も変わっていない気がする。

 

あるとき気になって調べたけど,一つの説はロシアの軍隊の成り立ちにあるのではないかとだいぶ前に誰かが書いていた。ベルリンの壁崩壊のとき軍が民衆を攻撃しなかったように,民衆が政府を倒すタイミングではどうしても国民が軍を味方につける必要が出てくる。ソ連崩壊のときはエリツィンという権力の内部にいる人間が崩壊に関与していたから,軍隊の手綱をコントロールすることもできたのであろうが,今回のように政府内からの反逆者が出ない場合は国民が軍を懐柔するハードルは上がる。一般国民を徴兵する他国の軍隊と違い,ロシアは伝統的に軍は職業軍人たちが管理しており,彼らは権力者の命令に絶対に従うように訓練を受けているので,権力に逆らう国民を撃ち殺すことにためらいがないのだ,だから国民が政府を打ち倒すのは不可能に近い,という話であった。

あとはロシアがそもそも資源の輸出で食べていける国なので文明が進歩しないのだと私は思う。そのへんを掘れば石油や天然ガスが出てきて,それをヨーロッパに売っていれば金になる。こういう国では巨大な掘削設備を管理する組織に富が集中してしまい,国民の貧富の格差が開いてしまうので貧しい一般国民が豊かな中央のエリートに歯向かえなくなってしまう。まぁオーストラリアのように資源大国の民主国家もあるので一概には言えない部分もあるが,サウジのように女性の人権を抑圧する国が今も存続しているのは結局は国民が技術的イノベーションを起こさなくても食べていけるだけの資源があるからとしか思えない。

今後はロシアと中国が結託して世界を不安定化させていくのだろうか?それに対抗できるのは,アメリカ以外ではインドくらいしかないと思っていたが,インドは国連のロシア非難決議で棄権した。日米豪印(クアッド)の会合でもインドのせいでロシア批判のメッセージを打ち出せなかった。

日米豪印、ロシア非難見送り=ウクライナ対応で温度差 (msn.com)

インドという国はどうもうさんくさい。ロシアへの反応を見てもわかる通り,結局はただの風見鶏であり,力のある方になびくだけと思われる。今のロシアが侵しているのは独立国家の主権という巨大な原理原則であり,いわゆる民主主義とか基本的人権の尊重とかよりももっと上位の原則なのだ。にも関わらず様子見を続けるようでは話にならない・・・。安保理はロシアと中国のせいで機能不全,クアッドはインドのせいで機能不全。あげくにブラジルまでロシア寄りと来ている。うんざり。

そもそもインドの今の政権はヒンズー教至上主義に傾いており,イスラム教徒の人権を侵害している。

モディ首相が狙うのはイスラム教徒を「不可触民」にする新カースト制度だ | 改正国籍法を目撃したブッカー賞作家が「インドの終焉」を警告 | クーリエ・ジャポン (courrier.jp)

カースト制度もいつまで経ってもなくならない。その一方でエリート層はアメリカ等へどんどん留学してGAFAMに入り込んでおり格差が激しい。若年層の失業率は,日本が4%,アメリカが8%でインドは22%である。まだ国として不安定極まりないという感じがする。

インド - 若年者失業率 | 2018-2021 データ | 2022-2024 予測 (tradingeconomics.com)

 

しかし危機・有事というのはバカ発見器として実に優秀だ。普段は賢そうにしていてもこういうときにしょうもない発言をするとすぐに真実がばれてしまう。いろいろな有名人がウクライナ危機について発言しているが,「武力行使は絶対によくないのでどちらの国も支持できない」とか「ロシアにいったん降伏すべき。でないと被害が増えてしまう」といった的外れな発言が多くて興味深い。そもそも日本人は平和ボケしているのだが,その最たるものが日本学術会議だ。科学者の軍事研究への関与に断固反対などと叫んでいる東大教授など学会の権威たちは頭がおかしいのかなと思う。普段自分たちが平和に研究ができるのは武力による抑止力があってこそでしょうに・・・。大体,科学と軍事技術を分けることなんて不可能だし,それに意味なんてないのである。アメリカのロケット技術を大きく進歩させ,アメリカ国家科学賞という科学者の最高の賞を1975年に受賞したドイツ系アメリカ人のフォンブラウンはもともとヒトラー率いるドイツ軍でミサイル技術の研究を陣頭指揮していた人物である。その彼が下地を築いたアメリカのロケット産業の延長線上に今のNASAはある。そのNASAが打ち上げたハッブル望遠鏡やケプラー衛星から得られた宇宙のデータに我先にと群がり,きゃっきゃ言いながら解析しているのは他でもない今の科学者たちである。

日本人として2番目のノーベル賞受賞者として知られる朝永振一郎も戦時中は日本海軍の研究所で軍事兵器の開発に理論面で協力していた。111-3_202.pdf (asj.or.jp)

軍事に関わることがいいとか悪いとか言っているのではなく,両者に明確な線引きはできないと知った上で自分の立場を貫けばそれでよいと思う。ただ近年の科学者はそのあたりの清濁併せのむような度量がなく,無邪気に反戦を唱えるばかりなのが遺憾である。今回のコロナ危機ではファイザーがワクチン開発に成功して世界をリードしたが,もし例えば世界でロシアの企業しかワクチン開発に成功せず,彼らが「ロシアに従う国には安く売る,民主主義国家には売らない」と主張したらどうなっていただろうか?たとえコロナで死人が大量に出たとしても民主主義の旗を捨てない,という覚悟が今の日本人にはあるだろうか?ないだろうな・・。この例でもわかるように,科学技術を政治から完全に切り離すことなんて無理であるし,またすべきでもないのである。そこを理解する技術者・科学者が増えることを祈りたい。

 

今回のウクライナ危機では”専門家”の頼りなさがあらわになった。例えばロシア通で知られる佐藤優はこの戦争の拡大前にこんなことを言っていた。

邦丸「首都キエフにロシア軍の兵が入ってきて、政府機関のコントロールするという危惧もありますが、これについてはどうですか?」

佐藤「それをやる可能性はないと見てます。それをやった場合にウクライナ人の反発が非常に大きくなりますから。プーチン氏自身もウクライナの占領は考えていないと明言してますから。ドネツク、ルガンスクに関しては親ロ派が占領してる地域以上、全域を支配するんだと思います」

しかし現実には,ドネツク,ルガンスクどころかウクライナ全土を占領しようとロシア軍の総攻撃が続いている。他にも「ロシアが戦争をするはずがない,ロシアにとって利益が少なすぎる。ウクライナ国境の兵力はただの脅しだと考えるのが合理的だ」などと自信たっぷりに発言していたロシア専門家はたくさんいたが,彼らの予想は全部外れた。いかに「専門家」というのがいい加減なものかというのが今回ほど明らかになったことはかつてなかったのではないか?コロナ危機でも,今後の動向について「感染症専門家」がこの2年というもの次々とテレビに出てきて持論を述べたが,彼らの予測はことごとく外れた。

よくAI・機械学習に対する批判として「学習に使ったデータの範囲のことはわかるが,新しい状況になると何もできなくなる。それが人間の対応力との違い」と言われる。しかし私に言わせれば,人間の専門家も自分の過去の経験の範囲内のことしか自信を持って判断できないのであり,そういう意味ではAIと何も変わらないのである。

 

まだ書きたいことはあるが,疲れたのでここいらで止める。

 

ブースターショット

ファイザーの3回目のワクチン接種を受けてきた。

夕方4時ごろに接種して,その夜はまあ何ともなかったが翌朝の早朝から体調が悪化。

頭が痛いし,熱が出るし,注射した左腕は筋肉痛みたいになってるし,体中がだるいし。とにかく一番つらいのは頭痛。頭が痛いと,何にもできない。うーん。。体温も37度まで下がった,と思ったらまた37・7度まで上がったりと不安定。

 

日本総領事館から「海外在留邦人向けオンライン医療相談及び精神カウンセリング・サービス提供事業における待ち時間の改善」というメールが来た。いわく

多くのお申込みをいただいたことにより、待ち時間が発生し、ご迷惑をお掛けしておりましたが、予約システムの改善や対応する医師の増強により、現在は待ち時間が改善されております(※ただし、心療内科については、特に多くのお申し込みをいただいているため、引き続き日程調整にお時間を要する場合がございます。)。

うーん,皆さんやっぱりメンタルしんどいんだなと,共感を禁じ得ない。

私だって実はメンタルの薬を飲んでいる。弱めのやつだけど。

先日,薬が変わったタイミングで,薬局にすぐとりにいかずしばらく放置していたので,薬が切れてしまい,薬を飲まない期間が一週間くらいあった。すると徐々に精神的に落ち込んでくるんだよな。

外食に行って,英語で注文しても店員にまったく通じなくて苦労した日は,「俺は注文すら英語でできないのか」と空しくなって帰宅後に床に座り込んでしまい,まったく動けなくなってしまった。

今はなんとかぎりぎりでドーピングして仕事をしているが,正直,仕事ってそこまでの価値あるのかな?と思う。

わが社ではある業界向けに似たような技術を開発している部署が4つくらいあり,それらが互いに縄張り争いを繰り広げているため関係者は日々神経をすりへらしている。絵に描いたような大企業病で,バカバカしいとしか言いようがない。現場にこんなことに精神を消耗させているくせに,上層部は「すごい新技術を開発しろ」とか言っていて,アホかいな,と思う。無理に決まってるだろ・・・。部署を統括するエライ人同士が直接会話してくれれば,棲み分けも片付くし,末端社員らが消耗しなくても済むはずなんだが,そういうエライ人たちは決してお互いに直接交渉しようとはしない。いつも部下をけしかけて,部下同士で代理戦争をさせている。アホか!・・・。

なので私の仕事に対するモチベーションはゼロに近い。シリコンバレーとかで生き馬の目を抜くような競争をしている外資企業ではきっとそういう重複が生じたらすぐ一本化して無駄をなくすのだと思うが,日本の大企業は組織構成が過去のさまざまな経緯をひきずったしがらみで成り立っているため,無駄をなくすという決断ができない仕組みになっている。みずほ銀行で頻発しているシステム障害も,3行が対等合併した際にITベンダーを一本化することができず,複数の御用達ベンダーの顔を立てたせいでシステムが複雑になってしまったのが原因だと言われている。いかにも日本的としか言いようがない。

最近とくに思うのだが,企業のR&Dにおける最先端の研究というのは,いわゆるトロフィーワイフみたいなものではないか。こんな最新の技術を持ってるぞ,すごいでしょ,と顧客に見せびらかすのが主目的だ。実際に利益の大半を稼ぎ出しているのは,旧態依然とした昔からある事業だったりする。AIもわーわー流行しているが,最新AIで主たる利益を稼ぎ出している企業なんて実はほとんどないのではないか。なので私は「自分たち研究者はこの企業のトロフィーワイフなのだ」と思うようになった。

世間では,やれ量子コンピュータだの何だのとバズワードが飛び交い,みな乗り遅れまいと必死になるが,量子コンピュータを使わないといけないほど超難しい問題というのは人間社会にはほとんどないと思う。そもそもほんの30年前まで,社会はコンピュータなしでも回っていたのであり,人間が生きていくために必要な技術というのは本当は非常に限られている。1969年,今から50年以上前にはすでに人類は月にロケットを飛ばしていたのであり,それだけ洗練された電子技術やロケットの姿勢制御技術があったのだ。月に行くよりも大変なことって,我々の日常生活で直面することはほとんどない。技術の進歩は実は大して求められていないと私は思う。

たとえば最新AIを使って物流を改善し,コンビニ等の小売業の無駄をなくそう,みたいな話があるが,それもよく考えるとおかしな話である。日本では毎年600万トンもの食品廃棄物が生じている。つまり,まだ食べられるものが大量に廃棄されているわけである。そういうのを何とかして減らしていくのが先決であり,最新AIなんぞ使って物流の無駄を1%や2%減らしても社会的な意義はほとんどない。いつもコンビニやスーパーに食品が大量に並んでいることを求める消費者のマインドこそ変えなければならないのだ。こういう,「最新技術じゃなくて人々の考え方をこそまず変えないといけないのに,最新技術を使ってなんか社会貢献してるっぽい雰囲気だけを出している」ものって,社会にあふれているような気がする。

量子暗号とかも「通信のプライバシーを確保するために重要」とか「インターネットセキュリティ確保は企業の生命線」などという宣伝文句とともにあちこちで議論されているが,これも変な話である。企業のITシステムの汚染というのは,たいがい,社員が外部から来た怪しいメールに添付されているファイルをクリックしたり,怪しいURLをクリックしたりすることで起きているのであり,その本質にはRSA暗号の堅牢性など何も関係がない。また,機密情報の流出も,「パソコンを電車の網棚に置き忘れた」といった極めてアナログなミスで起こることが多い。また,仮に社内の機密情報すべてを最先端技術で暗号化したとしても,それにアクセスできる人間というのは社内に必ず存在するのだから,その人物がたとえば他国のスパイなどによって洗脳されたりハニートラップにかけられたりしたら,終わりである。漏洩を防ぐのは不可能に近い。霞が関で国のシステムを扱っている国家公務員にもおそらくかなりの数の他国のスパイが紛れ込んでいるのではないかと推測する。こういうヒューマンファクターこそ社会のアキレス腱であり,それは時代が変わっても何も変化しない。いくら技術が進歩しようと人間の本質は進歩しないからだ。

こういうのをThe elephant in the roomという。誰もが巨大な問題の存在に気付いているが,何らかの理由でそれが解決困難または政治的・社会的にデリケートなため誰も議論したがらない状況を指す。

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社会はelephantに満ちている。私が純朴な子供のころは,社会課題を解決するような「立派な大人」にあこがれていたが,いざ大人になっていると,実際はみな問題の所在に気が付いているが敢えてそれが目に入らないふりをしているのだということがわかってきた。

今日も私はAIの研究をする。私の成果が実際に社会に出回り,世の中にポジティブな影響を与える可能性はほぼゼロに近いことを知っているが,仕事だから研究するのである。お祭りの射的の屋台で,一番上の段にプレステ4とか任天堂スイッチが置いてあったりするが,ああいうのは客寄せのために置かれているのであって実際に撃ち落とすのはかなり難しくなっている。つまり実際に子供たちがそれをゲットして遊ぶことはまずない。私の仕事もああいうのと同じだ。「なんかすごそう」というイメージを顧客に与えることだけが今の私に期待されていることなのである。ひとことで言えば,虚業である。

最近思うこと

日本人はアメリカに来て働きだすと徐々に現地の文化の影響を受けていく。最初は面倒見がいいというか,融通がきく(気がきく)感じなのであるが,アメリカ滞在が長くなるにつれてドライになってくる。気がきかなくなってくる。何かお願いのメールをしても「それは私の担当じゃないんで私に送らないでください」みたいな塩対応になってくる。。。と同時に,英語がうまくなってくる。人の話を最後まで聞かず,自分の言いたいことをばーーーっとしゃべるという,アメリカ人みたいなことをするようになる。アメリカで数年以上仕事をしているような人は,英語が早口で,ドライで,「自分のことは自分でやれ」みたいな態度が多い気がする。

で,興味深いことに,そういう人であっても,日本に帰国すると徐々に軟化して,元のソフトな感じに戻っていく。丸くなる。メールに「いつもお世話になっております。」とか「お忙しいところ恐縮ですが」などと再び書き始める。このあたりは実に興味深い。文化とは何なのだろうか。私が思うに,日本人というのは別に根っから優しい人種ではないのである。ただ,周りの空気の圧を感じて,ソフトな感じに振る舞っているだけである。海外に来るとその縛りから解放されるので,元の素がだいぶ出てくるように思う。

40歳を過ぎているような人は,アメリカに来ても自分のキャラクターはほぼ変わらないようであるが,若い人であればあるほど上記のような経時的変化が顕著な気がする。良くも悪くも柔軟なのだろう。

日本はよく言えば気がきくし面倒見がいい文化と言えなくもないが,本質的ではないところに神経質すぎて,そのせいで世界のスピードに置いて行かれているような気がする。たとえば漢字の書き順というのがある。これを南米の人に説明したら「はあ!?そんなの何の意味があるの?書いちゃえば一緒じゃん!好きに書けばよくない?(爆笑)」みたいな反応だった。。。でも彼女が言いたいこともわかる。

アメリカでは髪の毛の前側だけがピンク色で,それ以外の部分は明るいブルー,みたいなぶっとんだヘアスタイルの人でも普通にスーパーで店員をしていたりする。それでも何の問題も起きていない。一方で日本の学校では校則ががちがちで,髪の色や髪型,靴の色に「華美でない」という制限がつくなど,何のためにあるのはよくわからないルールがたくさんある。そして,ルールが多いわりに,日本の学校というのはいじめの温床である。どうもよくわからない。優秀な子供の飛び級は,いつまで経っても日本では実現する気配がないし。横並び意識が強すぎてもうだめかなという気がする。

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最近,アメリカ式の採用面談というものについて知る機会があった。日本とはいろいろな意味でだいぶ違うようだ。日本で新卒の子を採用する面接だと「どうしてわが社を志望したのですか?」「他はどこを受けていますか?」「学生時代に頑張ったことは何ですか?」「印象的なエピソードを教えてください」みたいな,ふわっとした質問が多く,具体的にその人は会社のために何ができるのかという話があまり出てこない。なので,プログラミングを一度もやったことがない大学生にIT系の会社から内定が出るとかいう,摩訶不思議なことが起こる。

そういうのはアメリカではありえないようだ。そもそもこっちの学生は大学での成績がGPAという4.0以下の数値で表され,それを履歴書に書くので,どのくらい勉強を頑張っているかは一瞬で面接官にわかる。

アメリカの大学の成績評価 | junglecity.com
日本でもこういう統一的な数値評価を導入すればいいのに,と思う。

で,どういうスキルを今持っているかが詳しく質問される。「今は〇〇はできないのですが,入社してから頑張ります!」といった返事の仕方が無意味なわけではなく,一応それも歓迎はされるのだが,やはり「今」何ができるのか,大学(院)で何をやってきたのかが一番に重視されるようだ。プログラミングをやってない学生なんてそもそも書類選考のレベルで弾かれる。「わが社に入りたいというモチベーションを教えてください」みたいなふわっとした質問は,されないか,されても大して重視されない。そもそも,こちらの質問に対する受け答えを見ていれば真剣さがあるかどうかはすぐわかるので,聞くまでもない。

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藤井聡太渡辺明二冠に4連勝し,19歳という若さで五冠になったというニュースをこちらでも見ていた。というか,4局目が終わった直後の二人の感想戦をリアルタイムで毎日新聞のウェブサイトで途中まで見ていた。やたら長いし,二人の会話が周りの人間にはほぼわからない,でも大勢が二人を取り囲んで見守っており,場に独特の緊張感が満ちているという,不思議な状況であった。

この話題やオリンピックの平野歩夢の金メダルのニュースがどうして爽やかでupliftingかというと,しがらみではなく実力での成功だからだ。世の中には政治も芸能も親のコネで上にいく人間が多く,実力ではない顔採用も多く,オリンピックですらドーピングがはびこっており,客観的でごまかしのない勝負というのは本当に少ない。もし藤井聡太がどこかの大物政治家の息子で,その親が日本将棋連盟に多額の寄付をしており,それを日本将棋連盟が忖度して「対局時は藤井の相手は飛車落ちまたは角落ちが義務」などという特別ルールができていたとしたら,今回の五冠を祝う人がいったいどこにいるだろうか??いるわけがない。ただの茶番であることは皆の目に明らかだからだ。もし「挑戦者がタイトルホルダーより若いときは,4連勝しないよう気を使って最低1勝は相手に勝たせること」といったルールが将棋界にあったら,将棋ファンは今ほどいるだろうか??いるわけがない。

もちろん,藤井聡太は高額なPCを使ってAIソフトで将棋の研究をしているようだし,平野歩夢のような若いスポーツ選手の育成には多額の出費が必要だから,どちらのケースも経済的にゆとりのある家庭環境からの恩恵を受けていること自体はたぶん疑いがない。それでも勝負自体は公開されていて忖度が入らない環境になっているので安心して見ていられるのだ。

某皇族の跡取り息子が,最近,関東の偏差値が高い某高校に臨時の特別進学制度をつかって合格したというニュースを聞いた。つまりは裏入学である。そういう人物を国民が敬愛するわけがないということを,宮内庁皇室会議の面々は理解できていないか,もしくは理解していてもその跡取り息子の両親(とくに母親の方)を止められないか,のどちらかであろう。

アメリカでもハーバードのような有名私大は寄付額の大きさ次第で富豪の子供をぽんぽん入学させていることは周知の事実であるが,そういうリッチな人たちは自分たちの事業基盤があるのであって,普段から国民の税金で生活しているわけではない。それにアメリカでも富豪の慈善事業への寄付は大きなニュースになるので,やはりモラルというのは見られている。dignityというものが何か,皇族の某一家にはよくよく考えてもらいたい(でも無理なんだろうな)。

トヨタの社長の長男は,まだ32歳であるにも関わらずトヨタのグループ企業のウーブン・アルファで代表取締役をしており,将来のトヨタ社長であることはまず確実だ。最近の記事

ここにきて、トヨタの「劣化」がはじまった…!「エース社員」退社のウラで起こっていること(井上 久男) | マネー現代 | 講談社(1/4) (ismedia.jp)

によるとトヨタ内部ではその息子の面倒を一生懸命見た人が出世するなど,だいぶ露骨な情実人事が横行しているようだ。こういう会社は本当に私は大嫌いである。

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タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)の世界大学ランキングの調査とかいうメールが突然来た。なんかの詐欺かと思ったけど,一応本当にあの世界の大学ランキングとかを作成している団体っぽい。アンケート形式での回答をするように書いてあり,「あなたの専門分野において,世界で (任意の順で,どの国からでも) あなたが最も優れた研究を行っていると考える機関を15機関まで選択してください 。」といった設問が並んでいて,きちんと回答するのは結構,時間がかかった。

こんなん回答しても,どうせ例年のように上位は英語圏の大学ばかりになるんだろうけど・・。

おにく・・・ください・・・

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家でそうめんをゆでたりベーコンを焼いたりスタバでサンドウィッチを買ったりして細々とした貧相な食生活を送っていると一週間くらいでストレスがMAXになる。「ああ!もう!!!俺はがっつりええもんを食いたいんじゃ!」という気持ちが溢れ出す。なので今夜はがっつくように肉を食べてきた。栄養が足りているかではなくメンタルの問題のような気がする。

ずっと部屋にあるデジタル時計を見て生活していたが,しっくりこないのでアナログ時計に置き換えてみた。Windowsのタスクバーの時計表示も消してみた。結果,過ぎてゆく時間の感覚がしっくりくるようになった。やはり自分はアナログ人間だ・・・。

仕事のモチベーションが下がりまくっていてどうしようもない状況。困った。ただただ日本に帰りたい・・・。仕事とかどうでもいい・・・。社内調整とか社内資料作りとか本当まじでどうでもいい。じゃあ学会とかの発表はやる気がでるかというと,そうでもない。上から言われてやった研究の論文を書いていて思うのだがこれはまさに「好きでもない人あてに無理やり自分をだまして長いラブレターを書かされている感覚」な気がする。とにかく空しい・・・。ほめるところがない相手のいいところを必死に見つけて,将来性のない相手の将来性を必死に見つけて,それを文章に落とし込んでいくというか。空しすぎる・・・。

ちょっと落ち込むことがあったりすると家で一人で座り込んでしまい,そのまま動けなくなることがある。自分が若い女性だったらツイッターで脚の写真とか上げて「つらいょぉ...😥もうがんばれない...一人は寂しぃ💔誰か相手して😪」とかつぶやいたら男から山ほどいいね!が来るんやろうなぁとか想像してしまう。実際そういうつぶやきにいいね!が3万以上ついてるのを見たことあるし・・(有名人とかではなくあくまで普通のOLのつぶやきだった)。そういう想像をしてしまう時点で病んでいるような気がする。Yahoo知恵袋とかでも,質問内容はほとんど同じなのに質問者が女性の場合は同情的な応援するような回答が多く,「あまり落ち込まないでくださいね」とか書いてある一方,質問者が男性の場合は「現実を直視しなさい」「もっと辛い人はいっぱいいるんだぞ」みたいな厳しい回答ばかりになるのをよく見かける。何だかね・・・。

もし人生やり直せるとしたら女性に生まれて,理系の道に進んで,数学か物理の分野で論文を1,2本だけ書いて,あとは昨今の「女性教員を積極採用すべし」という大学・高専の大号令にのっかってさくっと任期なしの教員になれば人生一丁上がりだ。楽だろうなあ。そういう,まるで実績のない女性研究者が「なぜか」次々といいポジションをゲットして名門校の講師,准教授に収まっていくのを私はくさるほど見てきた。

で,自分の研究室で学生から「就活がうまくいかなくて」とか相談されたら,自分は企業で働いたことも就活したこともないくせに「大学での勉強は裏切らないから!論理的に考える力と知的好奇心は一生の財産だよ♪」とかアドバイスしてみたい。楽しいだろうな~~~~~~~。溺れる者どもを高台から見物する人生。

ウクライナ危機はドイツがへらへら日和ってる一方でフランスのマクロンが頑張っているな。中国とロシアとアメリカの間でどの国にもいい顔しながら何も決断できない某首相とはえらい違いだ。でもロシアはきっと侵攻するんだろう。株価が大きく動くだろうから投資家たちはよだれを垂らしながらコンピュータの前で開戦のニュースを待ち構えてるんだろうな。