アメリカは性犯罪の多い国だ。
Rape Statistics by Country 2021 (worldpopulationreview.com)
の統計データによると人口10万人あたりの強姦件数ではアメリカは日本の27倍となっている。(そのほかイギリスやニュージーランド,ベルギー等もほぼ同じレベル。)若い女性そして子供が暮らすには怖い国だ。カリフォルニアの場合,
California Megans Law
というサイトに性犯罪者の情報がすべて掲載されており,地図上で検索してみることができる。上記のリンク先から "Search Offenders" をクリックし,適当に街の名前を入れてみると,いるわいるわ・・・
このマップの青や赤のマークはすべて性犯罪者である。名前や罪状,人種,生年月日まで全部出るのはすごい。日本でもこういうシステムがあれば,どこに住むか決める際にかなり参考になるのに,と思う。それにしても,このマップのマークをランダムにクリックしていくと,ほとんどが幼児虐待や未成年者への性犯罪を犯した者たち。怖すぎる。たまにぽつぽついるのが児童ポルノ所持者。未成年者(18才未満)の性的な画像は,カリフォルニアでは所持しているだけで重罪(felony)になるらしい。
アメリカに赴任する予定のある方は,こういう情報も参考にしてみてもいいかもしれない(特に子供を連れてくる人は)。
さて,自分の話だが,今は研究の成果がまあまあいい感じで出てきている。で,「ちゃんと意味のある仕事をやってますよ!こういう価値がありますよ!」ということを上司や会社に説明するための資料作りをひたすらやっているが,本当にしんどい。
一般的な枠組みで問題設定と解決方法をぽんと書いても全く何も理解してもらえないので,いろいろな易しい具体例をいくつも入れて(教科書のように)説明していく。自分の研究に深く関連する先行文献の話もたくさんあり,要約しにくいのだが,それを全部はしょってしまうと「今回の成果は何がどう新しいの?」と聞かれたときに厄介なので,最低限,適度に要約して書いておかないといけない。「君が解決したいその課題って本当にそんなに難しいの??」と言われてしまったら非常に困るので,「他の人たちはこれまで何をやってどう失敗してきたか」「何が難しいか」みたいなこともそれなりに詳しく,ただしわかりやすく書いておかなければならない。
この作業をひたすら一週間近くもやっており,もうパワーポイントの資料は軽く50ページを超えた・・・・・・。もう疲れた。こんなくそみたいに退屈な作業はほっといて,研究そのものに戻りたいのだけど,時間がとれない!!!私は学校の先生でもないのに,なんでこんなに噛み砕いた説明教材を死ぬほど苦労して作らなあかんねん!!
論文だったらなぁ・・・,自分と同レベルの専門家向けにさくさく書いていけばいいだけだから楽なんだけど,社内報告は本当に苦痛すぎる。
それに,いつも研究内容を報告していて思うんだけど,話の先を待てない人が多いんだよな。じっくり,順番を追って論理的に説明しているのに,最終結論を先に聞きたがる。でも,先にまとめて報告したら情報量が多すぎてまったく何も頭に入っていかないんで,結局相手も私も困る。どうしろっちゅうねん。